

シリアのアレッポ市はアレッポの石鹸の発祥の地です。街を歩いていると4000年も続く伝統ある手作り石鹸がいたるところで見られます。石鹸のことをアラビア語で「サボンまたはシャボン」。現地でアレッポの石鹸の事は「サボン・ハラブ」とか、シリアの石鹸という意味で 「サボン・スーリ」といいます。日本でもそのまま「シャボン」で通じますので、ここがオリジンであることは間違いないでしょう。
アレッポの町では石造りの建物が多く、中に入るとぷ~うんとあの石鹸独特の香が漂っています。
オヤジと話をしながら一歩入れば、綺麗に石鹸が天井まで積み重なっています。
観光客用にすでに10Kg袋に入れられそのまますぐに手渡されるようになっているのも珍しくありません。
石鹸街ではどの店にもかならず軒先に太い針金が吊るしてあります。お客様にその場で石鹸を切ってくれるのです。まるで豆腐を切るようです。
現地で売られているアレッポの石鹸には細かくグレードが記されています。石鹸に刻印がされていて、そこにはホテルのように星が並んでいたり、
アラビア語の数字で書いてあったりします。最近は何も書いていない極上も有りますがおそらく輸出用ではないかと思います。
世界中からアレッポ市に集る観光客はみなさんお土産にせっけんを買ってます。重いのですが、あちらこちらの店で山積みされてればひとつやふたつ欲しくなってしまいますね。尚、主都ダマスカスでも購入できます。
この石鹸にはオリーブやローレル(月桂樹)の香以外に苛性ソーダの匂いもします。一般に苛性ソーダを含む石鹸は肌が荒れ易いとされますが、どうしてどうして、乾燥してくる季節なのに本当にすべすべですよ。良質オリーブオイルの含有量が証明されています。良質で本物のオリーブオイル使用の石鹸はダントツに使い勝手がいいという事です。